🌻夏に増える「のど風邪」「お腹の風邪」にご注意を

こんにちは。当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

いよいよ本格的な夏の到来ですね。

この時期、熱中症や夏バテだけでなく、感染症による発熱や体調不良で来院

される方も増えてきます。

 

今回は、夏に多くなる「咽頭炎(のどの風邪)」や「感染性胃腸炎(お腹の風邪)」に

ついてお話します。


🤧夏風邪の正体とは?

 

「風邪」と聞くと冬をイメージされる方も多いかもしれませんが、

夏にも風邪のような症状を引き起こすウイルス感染症があります。

 

夏に多いウイルス感染の一例:

咽頭炎・扁桃炎(のどの痛み、発熱、飲み込みづらさ)

→アデノウイルス、エンテロウイルスなど

感染性胃腸炎(下痢、吐き気、腹痛、発熱)

→ノロウイルス、ロタウイルス、カンピロバクター、大腸菌など

 

特に冷たい飲み物や冷房による身体の冷え、室内外の気温差、睡眠不足などが

免疫力を低下させ、感染しやすくなる原因になります。


👶お子さん・高齢者は要注意!

 

夏の感染症は高熱が出ることもあり小さなお子さんや高齢の方は脱水症に

なりやすいので注意が必要です。

 

●体調が悪い時は、水分と一緒に電解質をとることが大切です。

市販の経口補水液(0s-1など)やスポーツドリンクには、適切なバランスで電解質が

含まれています。

ただし、スポーツドリンクは当Bンが多いものもあるので、糖尿病や高齢の方は注意

必要です。

●食欲がおちている時は、無理に食べずに消化のよいものを

●高熱や吐き気・下痢が多い時は、早めに受診を


🏥当院では、夏の感染症の診察・対応を行っています。

 

当院では、発熱や咽頭炎、腹痛・下痢など、夏に多い症状にも対応しています。

 

必要に応じて、インフルエンザ・コロナ・溶連菌・マイコプラズマなどの検査や、

脱水が疑われる場合は点滴治療も行っております。

 

「これは夏バテ?それとも感染症?」と迷うような症状があるときも

お気軽にご相談ください。


✅まとめ

 

夏は体力も消耗しやすく、知らないうちに免疫力が落ちていることがあります。

「のどが痛い」「食欲がない」「お腹がゆるい」・・・そんな症状があるときは

早めの受診と休養が大切です。

 

元気に夏を過ごすために、無理せず体調管理をしていきましょう!