毎日暑い日が続いています☼~熱中症予防におすすめの飲み物は?~
連日、うだるような暑さが続いていますね。
「どんな飲み物が熱中症予防にいいの?」「冷たいものはダメですか?」というご質問
をよくいただきます。
今日は熱中症対策におすすめの飲み物と温度の工夫についてお話します。
🍃基本は「水」+「電解質」
汗をかくと水分だけでなく、塩分(ナトリウム)やミネラルも体から出ていってしまいます。
そのため、水だけをたくさん飲んでも、体内のバランスが崩れてしまうことがあります。
特に高齢の方は、のどの渇きや脱水に気づきにくいため、注意が必要です。
✅おすすめの飲み物ベスト3
①経口補水液(os-1)
●汗をたくさんかいた時や、軽いめまい・だるさがあるときにおすすめ
●ナトリウムや糖分のバランスが整っています
※経口補水液は脱水症状があるときの補助飲料として設計されています。
健康な方が日常的に飲む目的では、麦茶や水、スポーツドリンクの方が適しています。
②スポーツドリンク(アクエリアス・ポカリスエットなど)
●軽い運動後や外出後に適しています
●ただし、糖分が多いので飲みすぎに注意(糖尿病の方は特に)
③麦茶(ノンカフェイン)
●カフェインを含まず、利尿作用がないので体にやさしい
●ミネラルも含まれており、日常の水分補給に最適
🧊冷たい飲み物?それとも常温?
「冷たい方がスッキリするけど、お腹に悪くないの?」とよく聞かれます。
◎屋外や運動後などで体が熱くなっているときは
冷たい飲み物でもOKです。素早く体温を下げる助けになります。
◎逆に、室内で長時間過ごすときや胃腸が弱っているときは
常温かやや冷たい程度(15~20℃)の飲み物がおすすめです。
冷たすぎるものを一気に飲むと、胃腸に負担がかかる場合もあるため
状況に応じて使いわけましょう。
✖注意が必要な飲み物
●緑茶・ウーロン茶・コーヒーなどのカフェイン飲料
→利尿作用があり、水分を排出しやすくなります
●アルコール
→脱水を進めるため、暑い日の飲酒には特に注意が必要です
🌞こまめな水分補給を!
「のどが渇いた」と思ったときには、もう脱水が始まっていることも。
少しずつ、こまめに水分をとることが大切です。
体調がすぐれないときは、無理せずに受診してくださいね。
この猛暑を元気に乗り切りましょう!