こんな症状が出たら要注意! ~熱中症のサイン、見逃していませんか?~
6月とは思えない猛暑が続いていますね。
例年より早いこの暑さに、身体がまだうまく対応しきれていない方も多いのではないでしょうか。
「熱中症は真夏の話」と思っていると、体のサイン見逃してしまうかもしれません。
そこで今回は「これって熱中症?」と気づくためのセルフチェックポイントをご紹介します。
✅熱中症セルフチェック
□めまい・ふらつきがある
□顔がほてる/皮膚が赤く熱っぽい
□筋肉がつる(こむら返り)
□汗のかき方がいつもと違う(汗が止まらないor汗が出ない)
□頭がぼーっとする/軽い吐き気がある
□体がだるくて動きたくない
□集中力が続かない
□体温が高めなのに寒気がする
ひとつでも当てはまったら、涼しい場所で水分・塩分補給をして、無理せず休みましょう。
症状が長引く場合は、医療機関の受診をためらわないでください。
家の中でも、油断大敵!
「外に出ないから大丈夫」と思いがちですが、熱中症は室内でも多く起こっています。
特に高齢の方は、喉の渇きを感じにくく、知らない間に脱水が進むことも。
室内にいても
●エアコンや扇風機を上手に使う
●こまめに水分補給(理想は1日1.2~1.5リットル)
●塩分も忘れずに(スポーツドリンクや経口補水液など)を心がけましょう。
熱中症は「ある日突然」ではなく「じわじわ来る」
脱水や体温調節の乱れは、少しずつ体にたまっていきます。
つまり「なんとなく体調が変」=すでに始まっているかもということ。
「大丈夫だろう」は禁物です。自分やご家族の体調の変化に、どうぞ敏感になってください。
どうぞ無理せず、しっかり対策してこの暑さを乗り切ましょう。
当院では、夏の体調不良や脱水のご相談も受け付けております。
気になる症状があればお気軽にご相談ください。
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