生活習慣病とは?
生活習慣病とは、食事・運動・睡眠など、日々の生活習慣が原因で起こる病気の総称です。
以前は「成人病」と呼ばれていましたが、子どもでも生活習慣によって発症することが分かり、1996年に現在の名称になりました。
代表的な生活習慣病
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症(高脂血症)
- 肥満
- 痛風
- 狭心症、心筋梗塞
- 脳梗塞、脳出血
- 慢性腎臓病
- がん など
生活習慣病の “怖さ”
がん、心臓病、脳卒中は、日本人の三大死因です。
これらの多くは生活習慣病が原因とされており、日本人の約3人に2人が生活習慣病で亡くなっていると言われています。
しかも生活習慣病は初期にはほとんど自覚症状はなく、気づいた時には命に関わる重大な病気を引き起こしていることもあります。
原因となる生活習慣
- 偏った食事
- 運動不足
- 飲酒、喫煙
- 睡眠不足
- ストレスの蓄積
こうした要因が長年にわたって蓄積することで、血管や腎臓に負担をかけ、さまざまな病気を起こします。
今日からできる
生活習慣病の予防法
◎食事
- 栄養バランスのよい食事をこころがける
- 食べ過ぎない(腹八分目)
- 塩分は1日10g以下を目安に
- 食事の最初は野菜から
◎飲酒
- 週に1回は「休肝日」を
- 飲酒後は水分補給を忘れずに(脱水予防)
◎禁煙
- タバコは血管を痛め、がんのリスクも高まります
- できるだけ早く禁煙を!
◎運動
- ウォーキングなどの有酸素運動を週3日以上
- 1回20分~30分を目安に、無理のない範囲で継続を
◎睡眠・ストレス
- 1日6~8時間、夜12時までには就寝を
- 睡眠不足は、糖尿病・高血圧・肥満・肌トラブルの原因にもなります
まとめ
生活習慣病は身近である一方、自覚症状が出にくく、気づかないまま悪化してしまう病気です。
健康診断で指摘された方や、家族に生活習慣病の方がいる場合は特に注意が必要です。
生活を見直すことが、あなたの未来を守ります。
「もう発症しているかも?」と思った方も、まずはお気軽にご相談ください。