漢方薬は西洋医学的な科学技術が発達する以前よりある生薬による薬で、どのような病気でも使用可能です。
慢性の病気に主に使われていると思われていますが、風邪・インフルエンザのような急性の病気にも有効です。 ただし、手術が必要な癌や抗生物質が必要な肺炎などは不得意な病気でそのような場合は、西洋医薬を優先された方が良いと思います。
漢方薬が得意とする症状
1.風邪の諸症状(セキなど)
2.インフルエンザ
3.気管支喘息
4.アレルギー性鼻炎(花粉症など)
5.便秘
6.下痢・腹痛
7.食欲不振(癌による食欲不振も含む)
8.肥満
9.冷え性
10.慢性肝炎
11.前立腺肥大
12.めまい
漢方薬は保険がきかないのではないかと思われている方が、まだ数多くいらっしゃいます。
しかし、漢方薬は昭和51年から保険薬として収載されており、現在では多くの医師が日常診療で使っております。
保険診療で使う漢方薬は西洋医学的な薬と比べればずっと値段が安い場合がほとんどです。
漢方薬による治療を希望される方は受診時窓口で「漢方薬治療希望」とお伝えください。